日本上陸は2カ月前…コロナ変異「ミュー株」の脅威 ベルギーではワクチン2回接種でも大量死

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 南米コロンビア由来の変異した新型コロナウイルス「ミュー株」が、今年6、7月に国内の空港検疫で初めて確認されていたことが判明し、衝撃が広がっている。

 陽性が判明したのはアラブ首長国連邦と英国から到着した2人。ミュー株は今年1月にコロンビアで初めて見つかり、すでに43カ国で確認されている。コロンビアでは今年4~6月の第3波で1日当たり約700人の死者を出したが、その3分の2がミュー株に感染していた。

 先月末、WHO(世界保健機関)は「注目すべき変異株」に分類し、警戒を強めているが、ワクチンの「死亡予防効果」を減退させる恐れが出てきている。WHOはワクチンの効果に影響がある可能性を指摘し、英ガーディアン紙は「ワクチンの壁を破る可能性がある」と報道。ギョッとする実例がある。

 7月末から8月にかけて、ベルギーの老人ホームでミュー株によるクラスターが発生。感染した21人のうち、3分の1に当たる7人が死亡した。いずれも80~90代で、感染前から体調を崩していたケースもあったという。21人全員が2回のワクチン接種を終えていたから耳を疑う。

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