神楽坂淳
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神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

夏は行水が多かった江戸時代 女性の生活は「のぞき」との戦いだった

公開日: 更新日:

 連日猛暑が続く。今年はそのうえに雷雨まで襲ってくる。異常気象というが、正常というのはどこが基準だったのか忘れそうである。

 川も田畑もつぶしてコンクリートで固めてしまったツケがきているのかもしれない。例年なら生ビールでしのぐところを、今年は生ビールもない。家でせいぜい涼味のあるものを食べるしかない。最近はキュウリを食べることが多い。夏にはいいものだ。

 先日、キュウリをいただいた。といってもスーパーで売っているようなものではなくて、江戸時代に食べられていた黄色く熟れたキュウリである。

 緑色のキュウリを食べるようになるのは明治になってからで、江戸時代には黄色いものを食べていた。まずいから食べられなくなったと聞いていたのだが、食べてみるとまずいわけではない。しかし、涼味は出ない。丸かじりをするには少々硬すぎるのだ。

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