“銀座豪遊辞職”公明・遠山前議員元秘書ガサ入れの裏で囁かれる「太陽光発電巨額詐欺」

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 秋の総選挙を控えたこのタイミングで議員会館にガサ入れとは前代未聞、異例のことだ。

■銀座のクラブ通いで議員辞職

 緊急事態宣言下の今年1月、銀座のクラブ通いがバレて、2月に議員辞職に追い込まれた公明党の遠山清彦前衆院議員(52)。当時の遠山氏の秘書2人が、貸金業の登録がないのに政府系金融機関と借り手の融資の仲介をした疑いがあるとして、東京地検特捜部は4日、東京・永田町の国会議員会館内の議員事務所などを家宅捜索した。

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 特捜部が捜索したのは、公明党の吉田宣弘衆院議員と太田昌孝衆院議員の事務所、遠山氏が現在代表を務める千代田区のコンサルタント会社と自宅。遠山氏の秘書だった2人は、遠山氏の辞職後、それぞれ吉田議員と太田議員の秘書に就いていた。特捜部は秘書2人が融資契約の仲介業務に関わり、不正な利益を得たとみている。遠山氏は参院当選2回、衆院当選4回で、財務副大臣を歴任、公明党の代表候補だった。

 東京地検特捜部は今年5月、再生可能エネルギー事業を巡り、太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長、生田尚之被告(47)を融資金の詐欺容疑で逮捕。その捜査の過程で、今回の貸金業法違反容疑が浮上した。生田被告はこれまで遠山氏との親密な関係を指摘されていた、いわくつきの人物だ。

 遠山氏は生田被告との関係について、週刊文春で「生田さんのお父様が開発した太陽光パネル付きの浄水器を、日本の政府開発援助でスリランカに導入したいと相談を受けたりしてね。ただ、100億円以上集めて、銀行に粉飾した決算書を出していたのは、今回初めて知りました」と語っている。永田町関係者がこう言う。

「生田被告は、小池百合子都知事の元公設秘書と親しく、会社の名刺を持たせていたほどです。生田被告本人も小池知事に献金するなど、親密な関係を築いていった。生田は、“脱原発”“自然エネルギー”を掲げる小泉純一郎元首相にも近づき、一昨年には小泉元首相の長男で、俳優の孝太郎を自社CMに起用しています。小泉元首相や小池都知事ら有名人との関係をアピールし、投資家や金融機関から多額の資金を集めていました」

 しかし、集めた資金が事業に使われることはなく、個人的なカジノ負債の支払いなど、借金返済に充てられ、自転車操業を繰り返し、摘発された。

 なぜ、特捜部はこのタイミングでガサ入れしたのか。捜査の手は政界に大きく伸びるのか。永田町に激震が走っている。

「秘書が公庫担当者の窓口を紹介した」

 遠山清彦公明党前衆院議員(52=議員辞職)の元秘書ら2人が貸金業の登録をせずに融資を仲介した疑いがある事件で、遠山氏が5日までに時事通信の取材に応じた。

 遠山氏は19年9月~20年9月、財務副大臣を務めた。当時、新型コロナウイルスの感染拡大で業績が悪化した企業などから公庫の窓口紹介の依頼が増え、当時の秘書が対応に当たっていたという。遠山氏は「300社ほどの企業に日本政策金融公庫の窓口を紹介した」「うちの秘書から、企業の所在地にある公庫の担当者の窓口を紹介した」と話す一方、「(借り手側に)担当者を通知するだけで、融資額などその先のことは一切関与していない」とも強調した。

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