【サバ缶の味噌マヨグラタン】超簡単で驚きの完成度
あんぽんたん(東京・高円寺)
「サバ缶のフタをパカッと開けたら、マヨネーズとチーズをのせて焼くだけ。簡単で、めっちゃウマいっす」
この一言に尽きる。どんなに料理が苦手な人でも、トースターさえあればできる。缶詰の中身を耐熱容器などに移す手間もいらない。缶のまま具材をのせたら焼くだけ。もちろん、オーブンでもいい。でも、温度設定などが不要な分、トースターの方が楽だろう。
それでいてビールが止まらなくなる。とにかく便利なお手軽ツマミだ。しかも食べ終えたら、ゴミ箱へポイ。皿洗いが不要なのもいい。
「決め手は、サバ缶なんです。いろいろと試したところ、西友のサバの味噌煮缶が一番。これはマストです」
あれこれ用意するのは面倒くさい。でも、ちょっとツマみながら飲みたい。そんなときにうってつけだ。
スプーンですくって、ガーリックトーストにのせる。味噌とチーズ、マヨネーズ、さらにニンニクのウマ味も重なり、トーストの香ばしさもほどよくて、超簡単で驚きの完成度だ。
サバの味噌煮缶は常備しておこう。
《材料》
・サバの味噌煮缶 1つ
・チーズ 適量
・マヨネーズ 適量
・万能ネギ 適量
・ガーリックトース ト 5枚
《作り方》
(1)サバ缶のフタを開けたら、マヨネーズ、チーズの順に缶の表面を覆い尽くすようにのせる
(2)トースターで10分ほど焼く
「チーズに焦げ目がつけば食べごろです。10分にこだわる必要はありません」
(3)②に刻んだ万能ネギを加えると出来上がり
▽村山正人(むらやま・まさと)
焼き鳥屋やアジア料理店で修業し、この店へ。7年前に信号で出くわした外国人のモヒカンにしびれて開眼。両サイドは最愛の妻にカットしてもらい、中央部分は床屋で整える。料理を出すたびに「はい、どうぞー」ととにかく低姿勢。
▽あんぽんたん
「口が悪い」を自任するオーナー・マサと、親しみあふれる料理人マサが「簡単でウマい」をテーマにメニュー開発や食材探しに励む。料理は多くがワンコイン。ダブルマサの掛け合いが常連客をひきつけ、笑いが絶えない。
東京都杉並区高円寺南4―49―1
℡03・5356・7355