八重洲地下街は今<1>30店舗が閉店…まさかのシャッター商店街に

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 東京駅に直結する八重洲地下街が今年6月、開業57年目を迎えた。グルメやファッション、生活雑貨など約180店舗が並ぶ通りは1日約15万人が行き交う日本最大級の地下街だ。東京駅を挟んで西側に位置する都会的な丸の内エリアとはまた違う庶民的な雰囲気が魅力。通称「ヤエチカ」として周辺で働く会社員らに親しまれている。

 戦後の高度経済成長期から続くこの名物地下街にも、コロナ禍は影を落としていた。昨年4月から今年3月までの1年間で30店舗が立て続けに閉店。前年比の3倍にも上る。コロナの感染拡大によるテレワークの普及で会社員や出張者が激減したことが影響した。全体の売り上げも一時は半減し、苦しい状況だ。

 異変が表面化したのは昨年3月だった。地下街の運営会社「八重洲地下街」専務の丹羽亨さんが振り返る。

「人通りが激減し、現場をサポートしなければと考え始めたらすぐに1回目の緊急事態宣言が出ました。生活に必要な飲食店は営業を決めましたが、周辺の店舗が全て休業したため、行列ができた。密を避けるため結局、数日後には8割以上が休業しました」

 シャッター街となった、暗い地下街。

「ガランとした通りはヤエチカの歴史上初めての光景だったと思う」

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