国の読み甘な新型コロナワクチンの供給計画が大幅に狂い、接種を中断する自治体が続出している。
共同通信のまとめによると、住民接種の予約受け付けを停止もしくは制限している自治体は、少なくとも67市区町。
予約受け付けの一時停止や、予約延期を決めたのは、北海道小樽市や仙台市、群馬県安中市など。
原因は国によるワクチン供給が7月から減少すること。
奈良市や宮崎県日南市など再開のめどが立たないとする地域もあり、影響はさらに拡大する可能性もある。東京五輪・パラリンピック開催に向け、ワクチンを切り札としてきた菅義偉首相の政権運営にも影響が出るのは必至だ。