「ワクチン途上国」の日本がCOVAXに10億ドル拠出のナゼ

公開日: 更新日:

 拠出額は米国に次ぐ10億ドル(1100億円)となる見通しだ。

 約40カ国が参加したオンライン会合「COVAX(コバックス)ワクチンサミット」が2日開かれ、菅義偉首相は、新型コロナウイルスワクチンの途上国への公平な普及に向け、8億ドル(約880億円)の追加拠出を行うと表明した。

 COVAXは今年中に途上国人口の3割に当たる18億回分のワクチンを供給する目標を掲げている。菅首相は会合終了に際し、必要額の83億ドルを大きく超える資金を確保できたと報告。記者団に「引き続きワクチンへの公平なアクセスが世界の中でできるように政府としてしっかり取り組みたい」と説明した。

 国家間で激しい「争奪戦」が繰り広げられている新型コロナのワクチンをめぐっては、いまだに行き届いていない途上国への供給、配分が重要なカギとなるのは言うまでもない。火災に例えれば、自宅が被災を逃れても、燃え続ける隣家があればいつ延焼被害に遭うか分からないからだ。その理屈は理解できるのだが、今の日本政府が果たして他国に財政支援している余裕はあるのか。そもそも、日本国内のワクチン接種ですら、まだまだこれからではないのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元俳優・遠藤雅さん NHK朝ドラ「ひまわり」をピークに仕事減り、コンビニでバイトの日々

    元俳優・遠藤雅さん NHK朝ドラ「ひまわり」をピークに仕事減り、コンビニでバイトの日々

  2. 2
    西武・山田遥楓の素性と評判 妻が同僚・源田の元アイドル妻への誹謗中傷騒動

    西武・山田遥楓の素性と評判 妻が同僚・源田の元アイドル妻への誹謗中傷騒動

  3. 3
    巨人CS自力進出消滅に加え…初の「2年連続負け越し監督」が来季も続投で本当にいいの?

    巨人CS自力進出消滅に加え…初の「2年連続負け越し監督」が来季も続投で本当にいいの?

  4. 4
    安倍氏「国葬」武道館はガラガラ危機! G7首脳参列ゼロ、“大票田”の各界代表がソッポ

    安倍氏「国葬」武道館はガラガラ危機! G7首脳参列ゼロ、“大票田”の各界代表がソッポ

  5. 5
    自民党に塩を送る野田佳彦氏の「国葬出席」…見返りが「追悼演説」なのか?

    自民党に塩を送る野田佳彦氏の「国葬出席」…見返りが「追悼演説」なのか?

  1. 6
    赤ん坊が失明を免れた!SNSの投稿動画で異常に気づいた英検眼医の慧眼

    赤ん坊が失明を免れた!SNSの投稿動画で異常に気づいた英検眼医の慧眼

  2. 7
    安倍時代が残した最大の負の遺産は「国力が衰微しているという事実が隠蔽されている」こと

    安倍時代が残した最大の負の遺産は「国力が衰微しているという事実が隠蔽されている」こと

  3. 8
    爆笑問題・太田光はなぜ嫌われる? 「まるで独演会…」“MCとしての姿勢”に疑問の声

    爆笑問題・太田光はなぜ嫌われる? 「まるで独演会…」“MCとしての姿勢”に疑問の声

  4. 9
    フリーアナウンサー・小倉淳さん 弟のようにかわいがってくれた西城秀樹さんの思い出

    フリーアナウンサー・小倉淳さん 弟のようにかわいがってくれた西城秀樹さんの思い出

  5. 10
    広瀬すずや橋本環奈らがこぞって…ギャラも高くない舞台に人気女優が出演するメリット

    広瀬すずや橋本環奈らがこぞって…ギャラも高くない舞台に人気女優が出演するメリット