PBR1倍以下、PER10倍前後で放置されている銘柄を探そう
PBRは、「純資産」に対して「株価」が高いのか安いのかを示すもの。例えば、株価が1000円でBPS(1株当たり純資産)が800円ならPBRは1.25倍ということになる。一般的に1倍以上なら割高、1倍未満なら割安となる。「会社名」と「PBR」でネット検索すれば、すぐに数値が出てくるので判断もしやすい。
ただし、PBR1.0未満の銘柄でも、業績悪化や不良在庫といった悪材料を抱えているケースもあるので、投資する際には他の指標とクロスチェックをしよう。
個別に見てみると、コロナショックでトヨタ自動車や日本電信電話も一時PBR1.0未満だった(5月31日時点でトヨタ1.08倍、日本電信電話1.40倍)。
一方、PERは「収益」に対して株価が高いのか安いのかを示すもの。株価が800円でEPS(1株当たり純利益)が100円ならPERは8倍ということになる。これも「会社名」と「PER」でネット検索すればすぐに出てくる。