家飲みならウイスキーが高コスパ 平均支出額が月250円程度
コロナ禍で私のように太った……。ビールをやめウイスキーに移行している人が増えています。ハイボールは人気ですが炭酸は太りそうですし、お金が余分にかかるので、私の選択肢にはありません。ただ相対的にみると、ウイスキーは安上がりです。
ウイスキーで有名なスコットランドでは、コロナ禍と独立運動でストレスが加わったのか、ウイスキーの会社の株価が急騰したほどです。完全ロックダウンでイギリス人の知人の髪も伸び放題ですが、美容室など不要な外出をすると数千円から100万円も罰金を取られます。ひきこもるしかなかったので、ウイスキーを飲む量も増えるわけです。
日本ではスコットランドほどのブームなのかどうかはわかりませんが、家計調査によると昨年1月は家飲み代が2885円だったのに、12月になると5222円と1・8倍になっています。その中で一番増えているのがウイスキーです。酎ハイ、発泡酒、焼酎は1・5倍、ビールは2倍、清酒は2・1倍ですが、ウイスキーは2・2倍です。平均支出額をみるとビールは1300円余りですが、ウイスキーは250円余りですので、缶ビール(350ミリリットル入り)では月5~6本程度飲み、ウイスキーなら1000円余りのボトルを4カ月かけて飲んでいることになります。