番外編<4>過去の掲載店から厳選「珠玉のテイクアウト」5店

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 パーッとやりたくてもできない。ガマンの生活は、おいしいテークアウトで乗り切ろう。今週も「バッカスがいる店」「食い倒れ日記」の掲載店の中から、絶品テークアウトの店をお届けする。

■手打蕎麦ふじや

 西新宿のニューフェースそば屋をチョイスしたのは、新宿を中心に「串タロー」ブランドを手掛けて36年になるスターツ社長の柴田育男氏だ。ミシュランビブグルマンの店で修業した4代目は、すこぶるコスパがいいそばを打つという。

「そばは、機械を使わずに石臼でゆっくりと挽いて製粉しています。注文を受けるたびに打ちたてを茹でているので、そばの風味がとにかく豊かなのです。もりそばは、十割と二八のセットが1000円と破格。店内でいただく野菜天盛りは、季節の野菜タネが7つ、どっさりと盛られて、1200円。CP抜群で、とても良心的な店です」

 テークアウトは、大海老天もり(1000円)ともり(700円)、大海老野菜天丼、かしわ野菜天丼(各800円)の4種。事前に電話で予約するとスムーズだ。

(住)東京都新宿区西新宿7―21―3 西新宿大京ビル1階
(℡)03・5937・4414

豚の6部位を特性の酢ガラシタレで

■味珍

 ジローレストランシステムの元社長・佐藤治彦氏は、横浜駅西口にある狸小路の豚の名店のファン。時々、無性に食べたくなるそうだ。

「豚の頭、舌、足、耳、胃、尾の6部位を煮込むこと2日間。それぞれの部位のウマ味をじっくりと引き出しています。香辛料を使わず、あの味に仕上げるのはただただ脱帽です。これに酢とカラシを合わせた特製ダレをつけて口に運ぶと、もうたまりません」

 店のHPから取り寄せできる。それぞれの部位が1・5人前で1000円。頭と舌は一本売りもあり、各3000円だ。

(住)神奈川県横浜市西区南幸1―2―2 
(℡)045・312・4027

熟成黒毛和牛の豪華弁当

■Aging Beef Tokyo 新宿三丁目店

 熟成肉は、今や定番。これまでに数百の店舗をプロデュースしてきたクーニーズ・アソシエの青島邦彰社長は、11年前に西日暮里の本店が米国から取り入れて以来、新宿や渋谷などに拡大する黒毛和牛の熟成肉専門店をプッシュする。

「熟成と一口にいっても牛一頭ごとに肉質が異なるため、熟成期間の見極めは難しい。その点、この店は先駆者だけあってすべてが完璧。しかも一頭丸ごと仕入れて熟成しているため、いろいろな部位の熟成を楽しめるのです」

 テークアウトのメニューは、牛タン弁当(1000円)、熟成和牛焼き肉重(1500円)などのほか、豪華な熟成和牛サーロイン焼きすきとネギタン塩&タンシチュー弁当は通常3385円が、期間限定で1944円のお値打ち価格に。受け付けは19時まで。

(住)東京都新宿区新宿3―5―4 レインボービレッジビル6階
(℡)03・6273・2985

ヒレ好きも開眼 ロースカツは塩がウマい

■あぢま 本店

 豚カツ店が各地でしのぎを削っている。味の民芸の親会社サガミHDの現・大西尚真副社長は、この店でロースのおいしさに目覚めたと言った。

「先代の社長が茨城出身で紹介していただいたのがキッカケです。実は豚カツはヒレ好きでしたが、こちらは脂と赤身のバランスがよく、食感が軽い。だから、塩でいただくのがとてもおいしい。初めてお邪魔したとき、店員さんの説明に『塩で?』と思いましたが、いやいやどうして。塩が最高です。この店に出合って以来、ロースカツは脂と赤身のバランスのよしあしが判断材料になりました」

 食感が軽いから、150グラムもペロリだそうだ。使用するローズポークと佐伯豚は茨城県産で、持ち帰りの弁当は120グラム、150グラム、230グラムを選び、1000~2000円ほど。かつ重やみそかつ、トッピングとしてエビフライやコロッケなどもある。

(住)茨城県ひたちなか市西光池2―1―25
(℡)029・273・7461

創業67年 老舗餃子店の実力を堪能

■餃子荘 ムロ

 ラーメンと餃子は、黄金コンビ。人気ラーメン店「麺や庄の」など10店舗を運営する麺庄の庄野智治社長は、東京・高田馬場にあるこの店の餃子を愛してやまないという。

「豚肉のウマ味と甘味をしっかりと感じながらも軽い食感の『ふつう』をベースに、『カレー』『チーズ』『にんにく』『紅』『ラーチャン』の6種類。紅は唐辛子が、ラーチャンは腸詰めが入っています。どれも配合が絶妙で、それぞれのトッピングが強すぎず、弱すぎずで、見事にマッチしているんです。1954年創業の老舗の実力は、ダテじゃありません」

 1人前は各7個。「ふつう」「カレー」「紅」が700円で、ほかは750円。持ち帰りはそれぞれ50円安い。テークアウト限定で、それぞれ20個入りの冷凍餃子も13時から販売している。チャーハンや炒め物など一部一品料理も持ち帰りできる。

(住)東京都新宿区高田馬場1―33―2
(℡)03・3209・1856

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