厚労省職員23人が深夜まで銀座で宴会 マスクを外し会話も
厚生労働省の職員23人が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が解除された3日後の今月24日、東京・銀座の居酒屋で宴会を開催していたことが分かった。東京都は飲食店に対し午後9時までの営業時間短縮を求めていたが、職員は深夜まで会食していた。課長級以上も含まれる。
同省は事実関係を確認し、処分する方針。同省幹部は「大変申し訳ない」としている。幹部によると、23人は介護保険制度を担当する老健局の職員で送別会の名目だったという。
マスクを外して会話をする場面もあったとみられ、一部の職員は深夜0時近くまで店にいたという。
政府は「飲酒を伴う懇親会」や「大人数や長時間におよぶ飲食」は感染リスクが高まるとしており、4人以下の会食を呼びかけている。