ついに自治体で「入院選別」加速…年末年始コロナ死激増か
新型コロナウイルス第3波が勢いを増している。17日、過去最多の3211人の感染が確認された。重症者は605人、死者は38人だった。今月の累計死者数はすでに641人と、月間として過去最多だった5月の441人を大きく上回る。この先、さらに死者が増え続ける恐れがある。自治体が病床確保のため「入院選別」に走り出したからだ。
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グーグルの最新予測によると、12月15日から1月11日までの28日間で感染者は13万1437人、死者は約1012人に及ぶという。菅政権が「Go To」の一斉停止を打ち出しても、予測は減るどころか増えている。なお、本紙の検証によるとグーグル予測はむしろ控えめで大げさな数値ではない。予測よりも、現実の方が上回っている状況である。