今がチャンス! 駆け込み「ふるさと納税」の2つの注意点
「ふるさと納税は得すると思って、何でもかんでも申し込んだけど意味なかった」というのは、青森出身の山口哲也さん(仮名・55歳)です。
12月になると、山口さんのように駆け込みでふるさと納税をする人が増えます。確定申告などは1月から12月までの支出が反映されるためで、ふるさと納税もそのひとつです。
確定申告では、2000円を超える分について、一定の上限まで所得税・住民税から控除されます。上限額は自分の年収などで決まります。
それ以上、申し込んでも控除の対象にはなりません。総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」などで確認すると年収500万円の場合、家族構成により約3万円から約6万円など目安がわかります。さらに具体的な数字は市町村やふるさとチョイス、さとふる、三越伊勢丹などの「ふるさと納税控除額シミュレーション」から調べることができます。