サラリーマン家庭「ボーナスは全額貯金」のもっともな理由
ボーナスの使い道のベスト3は、旅行、貯蓄、買い物だ。
貯蓄がランクインしているのは朗報で、近年では、貯蓄は使い道の第1位になることが多い。だが、ボーナス全額を貯蓄に回すのではなく、その一部を貯蓄、残りを旅行や買い物で使うのがほとんどだ。
「ボーナスを全額貯蓄したいところですが、まとまったお金が入ることで、支出しやすくなる。家電の購入など、家族の合意が得やすいんです」(間宮晃氏・会社員・47)
「ボーナス時期は魅力的なセールを行う店が街中にあふれます。懐も豊かになっているし、ついつい衝動買いをしてしまいますよね」(大江華さん・会社員・30)
カンタン貯蓄では、大きな買い物などの費用は、「特別支出口座」など専用の口座から支出すべきと勧めてきた。これを実践すれば、ボーナスの全額、または、かなりの割合を貯蓄に回せる。
しかし、現実には、先の間宮氏や大江さんのコメントにあるように、ボーナスで大きな買い物をしてしまう。なぜか。