嘉門タツオ
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嘉門タツオシンガーソングライター

▽1959年3月、大阪・茨木市生まれ。高校在学中に笑福亭鶴光師匠に入門(後に破門)、ギター片手にライブ活動を始め、83年「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でデビュー。「鼻から牛乳」「替え唄メドレーシリーズ」などヒット曲多数。33枚目のアルバム「HEY!浄土~生きてるうちが花なんだぜ~」発売中。食べログの「グルメ著名人」のコーナーが人気。年末年始に大阪・東京・名古屋でツアーを行う。

あの「あら輝」が帰ってくるらしい…気になる今後の展開は

公開日: 更新日:

 あら輝さんが帰ってくるらしい。世田谷区上野毛で2000年に暖簾を掲げ、10年に銀座に進出。2年連続でミシュランの3つ星を獲得するも、さらに自分を成長させるため、14年にロンドンへ渡る。そして欧米で初めて和食で3つ星獲得の快挙を達成! 19年にロンドンは弟子に譲って、今度は香港であら輝を立ち上げた。そして近々日本に帰ってくるという話だ。

 本人不在なのに今後の展開についてさまざまな情報が飛び交うのが面白い。「ニューヨークに行くらしいよ」「いやいや京都で物件を探しているらしい」「六本木って聞いたよ」「日本橋で決定だって」――。多くの人がその動きを気にしている不思議で魅力的な男が荒木水都弘さんだ。

 初めて上野毛の店を訪れたのは06年だった。当時僕の住まいから至近で、街灯が薄暗くあたりを照らす場所にひっそりとたたずんでいた。そんな不便なところに多くの方々がわざわざやって来ると聞いて、まずは行ってみた。

 暖簾をくぐると、不敵なほほ笑みをたたえたスキンヘッドの大柄な男がカウンターの中にいた。最初から居心地のよさを感じた。よどみない流れのショーの見せ場は、中盤であら輝さんが両手で抱えた美しい断面の鮪の塊をカウンターの中央にドヤ顔で置いて一瞬去る。観客がその艶っぽさに見惚れていると、再び現れ、美しく鮮やかに切り分けてゆく。5種類の官能的な鮪イリュージョンに毎回ため息をついていた。

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