ゆずの2人もお気に入り 中華街の裏通りにある刀削麺の店「杜記」
横浜での路上ライブから音楽活動をスタートして、今年で結成20周年を迎える人気フォークデュオ、ゆず。北川悠仁と岩沢厚治の2人は共に横浜市出身で、地元にはたくさんの行きつけの店がある。
そのひとつが横浜中華街にある刀削麺の店「杜記」。場所は中華街の表通りから脇道に入った“台南小路”というディープなエリア。目立たない場所にありながら、わざわざこの店を目指して訪れる常連は多く、こぢんまりとした店内はいつも賑わっている。
刀削麺とは生地の塊を専用の包丁で削り取り、煮立った湯に投げ落として茹でる、中国の麺料理。最近は日本でも食べられる店は珍しくなくなったが、この店がひときわ人気を博す最大の理由は、料理人の丁寧な手仕事にある。
「刀削麺は何といっても麺の食感が命。ウチでは作り置きは一切せずに毎朝、手打ちしたものを注文が来るたびに1本ずつ削っています。ほかにもじっくり炊いた豚骨ベースのスープや、スープの香りづけに使うラー油に至るまで、すべてが自家製。丹精込めた“本場の味”を楽しんでください」(オーナー)