(2)狭心症の原因は不明…10年ごとに冠動脈CT検査を

公開日: 更新日:

 胃がんなら胃カメラ、冠動脈なら冠動脈CTです。胃カメラは毎年受けることが推奨されますが、冠動脈CT検査は40歳、50歳、60歳の、10年ごとに受けて「病変の兆候」のあるなしや程度をつかまえればその後を予測できます。この検査で兆候が全くないなら、この病気におびえる必要は全くありません。

 ちなみに検査の画像は説明を受けるとき、必ず写メで撮って自分で保存しておきましょう。人口減少のご時世、これから病院もどんどんつぶれてなくなりますから。

(南渕明宏/昭和大教授)

【連載】心臓外科医が教える患者のための基礎知識

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エキスポ駅伝2チーム辞退に《やっぱりな》の声…実業団に3月の戦いは厳しいか

  2. 2

    メール定着で利用減…郵便局への「補助金」案に金融界が呆れ顔

  3. 3

    TBS日曜劇場「御上先生」は“意識高めの金八先生”か? 教養レベル問われて疲れた視聴者の離脱も

  4. 4

    膨張するカウンターに萎縮し大好きな選挙が苦行に…渋谷のマイク納めは中止

  5. 5

    【佐賀県唐津市(2)】唐津湾の絶景と日本三代松原「虹の松原」を望む天然温泉とインフィニティプール

  1. 6

    芦田愛菜が"CM起用社数"対決で橋本環奈に圧勝の流れ ノースキャンダル&インテリイメージの強さ

  2. 7

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  3. 8

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  4. 9

    ドジャース山本由伸は「こんな人」…オリ宮城大弥、岸田監督が語った意外な一面

  5. 10

    「10万円商品券」配布問題で大炎上! 石破首相の窮地に勢いづく高市早苗“一派”の鼻息