著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

若者にも増加中…「スマホ老眼」を治す一番の近道は?

公開日: 更新日:

 老眼世代ではないのにピントが合いづらくなったら、「スマホ老眼」の可能性大です。私のクリニックにも「目のピントが合わない」と来院する若者が少なくありません。話を聞くと、電車の中や入浴中、また眠る直前でもスマホを見ている。まさに片時もスマホを離さないという生活をされています。

 スマホ老眼を治す一番の近道は、スマホを見続ける時間を少なくすることです。私が勧めているのは「スマホデトックス」です。3日間はスマホの電源をオフにしたままにして、一切見ない。動画やゲーム、検索機能はもちろん、メールやSNSのチェックもしない。

「仕事や学業に差し支えるから無理」と即座に思われた方も多いかもしれません。でも、3日間断つのはスマホのみで、パソコンはOKです。パソコンとスマホでは機器と目との距離が大きく違うからです。ただし、タブレットはスマホと同じような距離で見てしまうのでNGです。

 スマホデトックスを成功させるためにはいくつかコツがあります。

 まず、3日間スマホデトックスをすることを、あらかじめ周囲の人に知らせておく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  3. 3

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  4. 4

    ドジャース初戦はパドレスのエース「奪三振マシーン」と対決!大谷とは“浅はからぬ因縁”が

  5. 5

    巨人・菅野智之 完全復活の裏に「格の落ちる相手投手」にぶつける阿部監督の心遣い

  1. 6

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  2. 7

    石破自民が掲げる衆院選公約案に国民冷ややか…「可愛さ余って憎さ百倍」で“石破離れ”が加速

  3. 8

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  4. 9

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  5. 10

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは