著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

費用減に役立つ!介護保険負担割合証と介護保険負担限度額認定証

公開日: 更新日:

 介護関連の公的証書には、介護にまつわる費用の負担額を減らしてくれるものがある。

 まずは介護保険負担割合証だ。要介護・要支援認定を受けた人が介護サービスを利用した時、実際にかかった費用のうちどれくらいを負担するかが記されている。前年度の住民税情報を基に判定されていて、単身世帯なら合計所得が「280万円未満」「340万円未満」「それ以上」に分類。それぞれ1割負担、2割負担、3割負担の3ランクに分けられる。つまり、所得がいくらあっても3割を超える負担はないということだ。

 預貯金や不動産などの資産は判定に影響せず、基準額を見てお分かりのように、一般的な年金受給者なら1割負担となるはずだ。

 次に、介護保険負担限度額認定証。介護保険施設やショートステイを利用した時、本来全額自己負担となる居住費や食費などが低減される証書だ。

 申請できる人の条件は、収入面では本人はもちろん、別居の配偶者も含む同一世帯の全員が住民税非課税でなければならない。加えて、預貯金や有価証券などの資産合計額が1000万円以下。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  4. 4

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 5

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 7

    中川翔子「Switch2転売購入疑惑」を否定も火に油…過去の海賊版グッズ着用報道、ダブスタ癖もアダに

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る