著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

トランプ氏がもし撃たれていたら? AR-15銃の恐怖の殺傷力

公開日: 更新日:

 トランプ元大統領に対する暗殺未遂では、銃弾が耳を掠めて九死に一生を得ました。

 しかしすぐ近くにいた支持者の1人が亡くなり、2人が重傷を負いました。実はこの銃は普通の拳銃に比べ、格段に破壊力が強いことで知られています。今回の銃撃事件をきっかけに、アメリカではこのAR-15銃に改めてスポットが当たっています。

 AR-15は軍隊で使用されているライフルを、連射できないようにした半自動小銃です。ここ数年起きている多くの銃撃事件でこの銃が使われていて、最近では2022年5月テキサス州の小学校で、子供19人を含む21人がこの銃で殺されました。

 NRA(全米ライフル協会)によれば、「AR-15は射撃競技や狩猟、自衛用に最もよく使われるライフル」だといいます。ワシントン・ポスト紙によると、2023年には米国の成人の約20人に1人がAR-15を所有していたそうです。

 その人気の理由は、軽くて正確に撃つことができ、反動が比較的少ないことだとされています。価格の安さも魅力で、新品が400ドル(6万円)から。弾薬も安く、全てオンラインで購入できます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」