まぶたの重だるさ、頭痛、肩凝り…原因は「眼瞼下垂症」かもしれない

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「まぶたの皮膚は、まつげに近いほど薄く、眉に向かうほど厚くなっています。たるみを取るためにまぶたの皮膚をたくさん取ってしまうと、薄い皮膚と厚い皮膚が縫い合わされ、どうしても術後が不自然な顔になってしまうのです」

 その「不自然さ」を解決するために、ここ数年多く行われるようになったのが「眉下切開法」だ。眉下の厚い皮膚を切ってまぶたの皮膚を引き上げる。薄い皮膚の面積が多くなるため、若い頃のまぶたに近くなり、「不自然さ」も少なく、「若くなった」と言われることも。

 術後の腫れも少なく、傷痕は1週間ほどで目立たなくなる。しかし、眼瞼下垂症と診断された場合でも、眉下切開法は「美容目的」とみなされ、どの病院でも自費診療となる。眼科では行っていない場合もある。

「まず眉下切開法で上まぶたのたるみを取り、それで不十分なら、後日まぶたを切る腱膜前転法を行う方もいます」 記者は取材時、古田院長からずばり「眼瞼下垂症だと思いますよ」と指摘された。診断用のクリップでまぶたを挟み、見え方が変わるかどうかのテストを受けたところ、視界が広がり、ものの見え方がかなり変わって驚いた。QOL(生活の質)を上げるためにも、手術を前向きに検討中である。

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