俳優・井上純一さん 尿管結石の激痛を振り返る「指一本動かすだけで全身に…」

公開日: 更新日:

井上純一さん(俳優/63歳)=尿道結石

「尿管結石」になったのは結婚して間もない頃でしたから、33歳だったかな。30年も前のことなので曖昧な部分もありますが、とにかくものすごい激痛だったことは覚えています。なんでも男性が経験する“3大激痛”のひとつだそうで、その痛みは悪魔的でした。もう二度と経験したくありません。

 始まりは下半身にドーンとくる重く響く鈍痛でした。瞬時に思ったのは、「自分、変なことしたかな?」ということ。実際には身に覚えはないんですけど、なんとなく心配になるのは男の性ですかね。でもすぐに「イヤイヤ、何もしてない」と気を取り直して、しばらく様子をうかがいました。するといつの間にか痛みが消えていたので、「なんだったんだろう?」ぐらいの気持ちで過ごしていました。

 すると、その2~3日後にまた同じような鈍痛があり、その後も数回、繰り返しました。すぐに治まるので放置していたら、最初の鈍痛から1週間後、とうとうその日がやってきたのです。

 当時、横浜にアートギャラリーをオープンしたので、その日は妻と2人、車でギャラリーへ行きました。その帰り道の運転中でした。これまでとは比較にならない鋭い痛みに襲われたのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  2. 2

    旧ジャニーズ“復活”で女帝復権か…米国でスルー状態のTravis Japanを日本メディアが一斉ヨイショの裏

  3. 3

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 4

    巨人、阪神などライバル球団が警戒…筒香嘉智に復活気配、球際の弱さからの脱却

  5. 5

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  1. 6

    甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトバンク「Cランク」右腕の名前

  2. 7

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  3. 8

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  4. 9

    番長・三浦監督の正体《サラリーマン、公務員の鑑のような人格》…阪神FA移籍せず残留の真意、堅実かつ誠実

  5. 10

    カトパン夫の2代目社長は令和の“買収王”? 食品スーパー「ロピア」の強みと盲点