横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

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 一般的に、飲食店の口コミサイトで3.5以上の“星”を獲得すればまずまず、4.0以上なら高評価と言える。4.3とか4.4以上になってくると“名店”か。横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、映画ドラマのレビューサイトFilmarksの評価が3.9(6月16日現在)。まずまず高評価とも言えるが、最近の世帯視聴率は9~10%台を行ったり来たりで、15日放送の第23回ではついに番組初の8%台まで下落。前回の9.4%から0.6ポイント減の8.8%だった(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。

「このままのペースでは全話平均視聴率で、歴代大河のワースト3入りに一直線です」(テレビ誌ライター)

 じゃあ、内容が面白くないのかと言えば、途中で離脱をほのめかす口コミもあるにはあるが、《大人向きのドラマ》とか《稀に見る傑作》《毎週夢中になって見ている》……称賛するレビューの方が目立つ。《初めての大河》なのに《ハマっている》《泣けるし面白い》という書き込みも。《横浜流星が毎週見られるだけでありがた山》なんてファンも大勢いるし、《キャスティングもいい》と出演者の熱演を褒める声も多い。ところが、数字が伴わない。

「舞台が吉原という花街で、家族揃って見づらいという不利な条件もありますけど、最大のネックは簡単に“流し見”ができないことでしょうね」と、元テレビ誌編集長はこう続ける。

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