著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

“名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

公開日: 更新日:

田中圭(俳優/40歳)

 この四半世紀でもっとも躍進した中高一貫校といえば、「渋谷教育学園幕張」(千葉市、通称「渋幕」)だろう。14年連続で東大合格者数トップ10入り。高校は1983年、中学は86年に開校と歴史は浅いが、今や押しも押されもせぬ超進学校に成長した。創立者の田村哲夫学園長・理事長が、自身の母校である男子校の麻布中学・高校をイメージ。「麻布の共学版をつくる」と意気込んで育て上げた。

 渋幕出身の有名人で真っ先に名前が挙がるのは日本テレビアナウンサーの水卜麻美(38)。そしてその3年先輩には永野芽郁(25)との不倫騒動の渦中にある俳優の田中圭(40)がいる。

 田中が5歳の時、妹を病気で亡くし、8歳の時、両親は離婚した。彼の人生は息子を溺愛した母の影響を強く受けている。圭少年が通った東京・中央区の久松小学校は公立ながら名門として知られていた。

「千代田区の番町小学校や大田区の田園調布小学校と並び人気が高く、区外からの越境入学も目立つ。当然ながら、子ども自身が決めるのではなく、将来の中学受験を視野に入れた親の意向によるものです」(大手学習塾講師)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界