THE RAMPAGE藤原樹、日本酒擬人化ドラマで「違いの分かる大人になりたい」メンバーへのクレームも告白!?

公開日: 更新日:
コクハク

 THE RAMPAGEの藤原樹さん(27)が連続ドラマ初主演を務める『あらばしり』(木曜24時59分~、読売テレビほか)が放送中です。日本酒の魅力を、ライフワークとして発信し続けているEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチさんと、俳優・脚本家・監督として活躍中の平沼紀久さんが原案を手掛けた日本酒の擬人化漫画の実写ドラマ化作品です。

 藤原さんは「必要としている人にしか見つけられない日本酒店」の店主・伊藤吟役。西山潤さん、市川知宏さん、大倉空人さん、吉田賢悟さん、青山凌大さん、後藤拓磨さんの6人が、それぞれに擬人化された有名日本酒のキャラクターを演じています。

 藤原さんに、本作についてはもちろん、メンバーや愛猫マースくんへの「コクハク」を聞きました。最後にある「チェキプレゼント」もお見逃しなく!

【関連記事】横浜流星は“まだ誰のモノでもない”感も含めて尊い! NHK大河が「べらぼう」に面白い

「日本酒が擬人化ってどういうこと?」

――連ドラ初主演ですが、お話が決まった時は?

 念願だったので、すごく嬉しかったです。

――では、聞かれたときの第一声は。「主演ドラマが決まったよ」と?

 その時点では「やるかもよ。ほぼ確定だけど」みたいな感じでした。「本当ですか! 絶対にやりたいです!」と答えたと思います。

――設定から、ファンタジー要素の強い作品かと思いきや、脚本を拝読したところ、ステキなヒューマンドラマですっと世界観が入ってきました。

 僕も最初は「日本酒が擬人化ってどういうこと?」と思ったんですけど、共感できるところもたくさんあって、本当にすっと入ってきました。

吟は自分と似ている「まっすぐでやり切るタイプ」

――吟の成長物語でもあります。吟の人物像から感じたことは?

 自分と似てるところがあるなと思いました。吟はすごくまっすぐで一度決めたらやり切るタイプなんですけど……って、これだと自分で自分をまっすぐって言ってるみたいですね(笑)。

 でもほんとに、台本を読んで似てるなと思いましたし、共感できたので演じやすかったです。あまり変に役作りすることなく挑めたかなと思います。

――事務所の先輩である橘さんが原案を務めた漫画のドラマ化です。

 クランクインの前に、ケンチさんと平沼さんに日本酒を飲む会を開いていただきました。僕はもともと日本酒については全く知らなかったのですが、そのときに登場する日本酒6本の飲み比べをしたり、日本酒についてのお話を聞きました。

 知らないことがたくさんあって、日本酒の奥深さや面白さを感じましたね。僕は辛口が好きなので「篠峯」が好きです。あとは「赤武」も美味しかったので、いまは「赤武」の大吟醸を飲んでいます。

日本酒のように「熟してきた」と感じる点は

――吟を演じるにあたって、橘さんから何か言葉は。

「吟はメインキャラクターの中で唯一の人間だから、人間味を大事にしてやってほしい」というお話をいただきました。

――藤原さんはもともとグループで活動されていますが、今回の共演者のみなさんとのチームワークはいかがでしたか?

 すごく良かったと思います。拓磨以外の5人とは面識がなかったので、勝手に「こういうタイプなのかな」とかいろいろ考えながら「仲良くできるかな」と不安もありました。でも最初のリハーサルで初めて会って、実際にいろいろお芝居をしてみて、「いい雰囲気だな」と。最初からとてもいいチームワークでした。

――盛り上げ役は?

 潤と拓磨はずっと喋っていて元気でしたね。途中、みんなで「次の撮休に飲みに行こう」という話になって、実際にご飯に行きました。

――みなさんお忙しいと思いますが、7人全員で?

 そうなんです。7人で行きました。

――日本酒は醸造されたお酒ですが、これからいい大人として、男として熟していくにあたって、最近感じ始めた自分自身の変化はありますか?

 対応力はなんとかついてきたかもしれません。そこは大人になったなと思います。

「味の違いが分かる大人になりたい」

――これから熟していきたい部分は。

 今回、日本酒に興味を持てたように、食にもっと興味を持てたらと思っています。おいしいお店とか料理とか、興味はあっても、なかなか実際にお店に行ったりといった行動には移せていないので。今も行きつけのお店はあるんですけど、さらに開拓して、おいしい食べ物やお酒の味の違いが分かる大人になりたいです。

――最近、感動した料理をひとつ教えてください。

 メンバーと一緒に行った焼き肉屋の肉寿司です。上にトリュフがかかっていて。肉寿司自体はこれまでにも食べたことはあるんですけど、そこのお店は初めてで、とてもおいしかったです。

メンバーへのコクハク…じゃなくてクレームあり!?

――本メディアの「コクハク」は“告白”にちなんでいるのですが、メンバーのみなさんに今「コクハクしたいこと」はありますか?

 告白かあ。クレームならあります。

――クレーム?(苦笑)ですか。どうぞ、どうぞ。

 楽屋でゲームをするメンバーが多いんです。Switchとか。盛り上がって声を出したりして、僕はまったくゲームをしないので、正直うるさくて、困ってます(笑)。ライブ前も、僕は1時間前からアップして集中してるんですけど、ずっとやってるんですよ。だから「もう少し静かにしてね」と要望を伝えたいです。

――藤原さんは、猫のマースくんへの溺愛ぶりでも知られています。本作ではお酒が人間の姿で登場しますが、マースくんが人間になったら、どんな姿だと思います?

 超イケメンだと思います。

――いつもマースくんはイケメンだと言ってますもんね。

 超美形だと思います。最近、ぽっちゃりしているので、スタイルはちょっと悪いかもしれないですけど、でもそれも幸せが出てる感じだし、顔はとにかく誰もが認めるだろうイケメン。

――そんなマースくんともし話ができたら、どんなコクハクをしたいです?

 僕から? 難しいな。普段からすべてをオープンにしていて秘密にしていることがないので。生活も全部見られてるし。なので僕からは特にないですね。ただマースが幸せかどうかは聞いてみたいです。

「少しでも笑顔になってもらいたい」

――最後に、本作のメッセージはどんなところだと感じていますか?

 吟の祖父のお店のモットーが「日本酒を出して笑顔にすること」なので、それかなと。作品でも悩んでいる人がたくさん登場しますが、その悩みも、見ているみなさんも共感できる悩みだと思います。だから自分と照らし合わせながら、吟や日本酒のみんなの言葉を素直に受け止めて、少しでも笑顔になってもらいたいです。

――「笑顔に」という部分は、普段の藤原さんの活動にも通じるところかもしれませんね。

 そうですね。僕も自分のやりたいことも考えつつ、ファンのみんなのことを考えて、「これをやったら喜んでくれるだろう」とか、「これはやらないほうがいいな」と頭に置いています。僕もそうですが、メンバー全員が、いつも想像しながらやっています。

●ドラマ『あらばしり』は読売テレビ毎週木曜ほか、放送中
放送後Tverで1話、2話と最新話を見逃し配信中
オフィシャルサイト
https://www.ytv.co.jp/arabashiri/

藤原樹さんチェキプレゼント応募要項

THE RAMPAGE 藤原樹さんのサイン入りチェキを1名にプレゼントいたします。

■応募条件
@kokuhaku_loverをフォロー&リポスト

■応募締切
2025年2月6日(木) 23:59

当選者の方にはDMを送らせていただきます。

(望月ふみ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  4. 4

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 5

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  1. 6

    "家族総出"で話題の長渕剛「桜島ライブ」延期と引退報道…ファンからは《あの問題説明して》と懇願

  2. 7

    若林志穂さん「生活保護受給」をXで明かす…性被害告発時のアンチ減り、共感者続出のワケ

  3. 8

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  4. 9

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 10

    フジ・メディアHD経営刷新委に吉田真貴子氏の名前…"高級和牛ステーキ接待"で辞職→天下り疑惑の元総務官僚

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  4. 4

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 5

    フジテレビにとって“CMスポンサー撤退”より危険な「致命的リスク」とは? 企業危機管理の専門家がズバリ

  1. 6

    “天皇”日枝久氏しか知らない「ジャニーズ圧力」「メリーの激昂電話」 フジテレビは今こそ全容解明を

  2. 7

    橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

  3. 8

    巨人の50億円助っ人マルティネス 真面目でお人よしなだけに深刻な「2つの重圧」

  4. 9

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  5. 10

    リアル店舗にこだわり続けるホビーショップ 経営危機からのV字回復は「脱 安売り」だった