中山美穂さんの主演作「眠れる森」に再び注目…長らく再放送がなかった"背景"と絶頂期のキムタクを求める声

公開日: 更新日:

 6日に亡くなった歌手で女優の中山美穂さん(享年54)の名曲や出演作に注目が集まっている。名作は数えきれないが、SNSではとくに1995年公開の映画『Love Letter』と98年にフジテレビ系で放送された中山さんと俳優のキムタクこと木村拓哉(52)が主演のドラマ『眠れる森』を思い返す声が多い。

 当時、国民的グループSMAPのキムタクにとっては、2000年に歌手の工藤静香(54)と結婚直前で、独身アイドルとして人気絶頂期だった。

《中山美穂の美しさは当然として、キムタクが第1期の黄金期だし、ユースケサンタマリアがまだ踊るくらいしか出てない頃だし、あと本上まなみかわいい》《あの当時、ドラマつけたら美穂ちゃんとキムタクだった…》《ミポリンの美貌と、大人気だったキムタクと、竹内まりやの曲。神ドラマ》――。

「20代だった主演2人の美しいビジュアルに加え、故・野沢尚氏が脚本の15年前の一家殺害事件が絡む重いミステリードラマ。最終回の考察を含めた衝撃作となりました。この作品でミステリーにハマったという人も多く、ラブストーリーではないキムタクの演技も注目。ファンからは《絶頂期のキムタクが見られる》《キムタクが一番格好よかったドラマ》と評されるほど。人気作ながら、長い間地上波での再放送がなかったことから、2000年に実際に起きた一家殺害事件とシンクロされるなど憶測が流れました。それが昨年4月に再放送され、今年10月にもFOD・TVerの企画で無料公開されて話題になって、改めて作品に注目が集まっていたタイミングでした。中山さんの訃報を受けて、また地上波で再放送してほしいとの声が散見されます」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 8

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち