長谷川博己「アンチヒーロー」は「VIVANT」超えの予感…リアタイ視聴者も“考察班”も掴むヒットの仕掛け

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「光と影の使い方も凝っているなと思いましたね」(テレビ誌ライター)という声もある。14日にスタートした長谷川博己(47)主演のTBS日曜劇場「アンチヒーロー」。長谷川が“殺人犯をも無罪にしてしまう”ダークな弁護士を演じる完全オリジナルストーリーということ以外、ほとんど内容が明かされないまま迎えた初回の世帯視聴率は、11.5%の好発進だった(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。

「偶然にも昨年7月期の日曜劇場『VIVANT』の初回と同じ数字です。やはり事前情報がないままスタートし、回を追うごとに“考察”が活発になり、視聴率も上げて大ヒットした。『アンチヒーロー』の初回は『VIVANT』よりも話の内容が掴みやすかったので、リアタイ視聴者を取り込みやすく、最終的には『VIVANT』が届かなかった20%超えもあるかもしれません」(前出のテレビ誌ライター)

 初回放送後、ネット上では《冒頭の長谷川博己の長ゼリフから圧巻だった》《テンポもいいし、続きが気になる理想的な第1話》《キャラクターも話の流れもわかりやすく、それでいて予定調和を感じさせない、司法を扱ったエンタメとして見ごたえあり》《長谷川博己の代表作になる予感》などなど、リアタイ視聴者からの評判も上々だ。

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