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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

無類のAV好きでも好感度アップ 女性への敬意がにじみ出る錦鯉・渡辺隆のエロさ

公開日: 更新日:

「裏側を知りすぎて、ちょっとパニック」
 (渡辺隆/テレビ朝日系「有吉クイズ」2月25日放送)

  ◇  ◇  ◇

 無類のAV好きとしても知られる錦鯉の渡辺隆(45)。彼が「これなら勝てる!」と番組に持ち込んだ企画が「AV業界クイズ」だった。しかし、出題されるのはAVの“裏側”ばかり。例えば「片側に寄せた髪形がAV女優にとって都合がよい理由」という問題だ。その答えは「イヤモニ(イヤモニター)を隠すため」で、「してたんだ、イヤモニ……」とショックを受けた渡辺が漏らした一言を今週は取り上げたい。

 彼のAV好きは“ホンモノ”だ。パッケージ自体も好きなため、ダウンロードではなく現物を買い、最高で2000~3000本も所有していた。AV購入に使った金額は少なくても400万円以上(日本テレビ系「ダウンタウンDX」21年7月1日)。SNSでフォローしているのも芸人仲間よりもAV女優が多く、その数は500人を超える(テレビ東京系「ゴッドタン」21年7月3日)。

 好きな監督を聞かれれば「朝霧浄監督」と即答。「ストーリーが普通におもしろい。切ない。ストーリーの中にエロを作る。そんなところにエロを作れるんだって。話が良すぎて泣いちゃうときもある」と“泣きジコリ”をすると真面目に語る。その後も「黒ギャルはやっぱり覚悟が違う」(テレビ朝日系「有吉クイズ」22年2月14日)などAV談議は止まらない。

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