NHK紅白で「受信料で支えられています」連呼のしらじらしさ 制作費3億~5億円でどの口が?

公開日: 更新日:

■ジャニオタだけが喜ぶ紅白の終焉

 むしろ例年“ジャニーズ祭り”と揶揄され、ファン以外の老若男女が興味を持って視聴することが難しいパフォーマンスに、辟易していた層からの評判は意外と悪くないようだ。

YOASOBIの『アイドル』で橋本環奈とanoをはじめ数々の奇跡のコラボが実現したほか、ポケビ、ブラビの千秋と離婚を発表したばかりのビビアン・スーの美魔女ぶりが話題になったり、演歌K-POP、往年のヒット歌手の競演は多くの人が楽しめる内容で今回のボーダレスというテーマに限りなく沿ったもので、ジャニオタだけが喜ぶ紅白がようやく終わった感があります」(前出の芸能ライター)

 そもそも、動画、音楽、漫画などネットメディアの急速な普及で可処分時間の奪い合いが激化する中で、紅白の30%割れは不可避と言えただろう。

「今年はコロナの行動制限が解除された久しぶりの年末でした。例年3億~5億円という制作費をかけてまで紅白を存続させる意義が見いだせませんが、今年が特に解せなかったのが、放送中にアナウンサーに『受信料で支えていただきありがとうございます』と、何度も“受信料”を連呼させたことです」(スポーツ紙記者)

 SNSでは、能登半島地震や羽田でのJAL機と海保機の衝突事故など、自然災害や事件、事故の報道に受信料が使われることに納得の声が多い一方で年々視聴者が少なくなった歌番組に多額の制作費を投入することに疑問の声は少なくない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    小泉進次郎氏「死ぬまで働け」戦慄の年金プラン “標準モデル”は萩本欽一…なんでそうなるの?

  3. 3

    阪神・近本の“球宴サイクル安打”に感じる恥ずかしさ

  4. 4

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 5

    貴景勝に今場所終了直後の「引退説」…満身創痍で大関陥落も「株・部屋」には不安なし

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  3. 8

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  4. 9

    「負けた」はずの琴桜が「勝った」ウラ事情…疑惑の軍配が大炎上《翔猿がかわいそう》

  5. 10

    U18高校日本代表の気になる進路は?ドラ1最大4人、大阪桐蔭勢は早大、法大進学か