NHK紅白で「受信料で支えられています」連呼のしらじらしさ 制作費3億~5億円でどの口が?

公開日: 更新日:

 過去ワーストを記録した「NHK紅白歌合戦」の視聴率。1989年に2部制が導入されて以降、第1部の30%割れは初めてとなった。22年末の紅白が第1部35.2%、第2部39.5%だったことを考えると、大幅な下落と言っていいだろう。しかし、今回、視聴率よりも気になったのが、NHKが番組中で見せた“悪乗り”ぶりだ。

 NHKと蜜月関係にあるとされるスポーツ紙などのメディアからも、国民的歌番組の存在価値を問う論調が少なくなく、ここ数年叫ばれ続けている“紅白不要論”が一層加速した形だ。今回、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受けて、NHKは44年ぶりに旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)所属のタレントやグループを一組も出場させることはなかった。

「毎年5、6組は出場していたジャニーズグループの不出場の影響は不可避と思われましたが、2部で30%を死守したのは大きいと思います。紅白の裏で行われたSnow ManのYouTube配信も、前半のライブパートで同時接続数133万人以上が話題になりましたが、これまで同時接続の日本記録だった手越祐也と同程度であることを考えると、旧ジャニーズで1番人気のグループがこれでは少し物足りない印象です」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ