上白石萌音が山口百恵を歌う? “ジャニーズなし紅白”の目玉はZ世代に人気上昇の昭和歌謡

公開日: 更新日:

「ブギウギ」は企画コーナーに登場?

 ジャニーズ王国崩壊は、ダンスミュージック全盛の終わりかもしれない。では、今年はどんな紅白になるのか。

「そうは言っても、オリジナル歌手がしわがれ声とおぼつかない足取りで次々と登場したのでは、若い人はもちろん、昔から紅白ファンというおばあちゃん、おじいちゃんだって引くでしょう。この昭和歌謡人気は懐メロブームではないので、旬の歌手やグループが新しい解釈で歌い直すというスタイルになるはずです。例えば、山崎育三郎が『また逢う日まで』、上白石萌音が『いい日旅立ち』で出場すれば、では『木綿のハンカチーフ』は誰が? と話題になります。純烈と風間ひなので昭和歌謡メドレーというのもありでしょう。本人出演は岩崎宏美くらいですかね」(前出の元マネジャー)

 放送中の連続テレビ小説「ブギウギ」は、戦争と高度経済成長の昭和のど真ん中が舞台だ。NHKとしては何とか紅白に絡ませたいところで、企画コーナーで登場するかもしれない。

 そして、昭和歌謡曲といえば、本紙・日刊ゲンダイのコラム「流されゆく日々」でおなじみの作家の五木寛之さん。何曲も詞を書いていて、今年度前期の朝ドラ「らんまん」のタキばあちゃん・松坂慶子の「愛の水中花」もそうだ。今年の紅白の審査員にぜひ起用してほしい。

(コラムニスト・海原かみな)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在