本多正識
著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

藤田まことさんは後輩のトミーズにも丁寧に挨拶を…豪快さと繊細さを兼ね備えた人格者

公開日: 更新日:

 1960年代の「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎、70年代以降「必殺シリーズ」の中村主水、80年代後半から18年も続いた「はぐれ刑事純情派シリーズ」の安浦刑事、そして90年代後半から「剣客商売」の秋山小兵衛役と、それぞれのシリーズで人気を博された藤田まことさん。

 20年以上前にトミーズのトーク番組で1度しかお目にかかったことはありませんが、本当に華のある方で楽屋へ入ってこられただけで光が差すようなオーラをお持ちで、ADさんをはじめとするスタッフ一人一人に「おはようございます。よろしくお願いします」と丁寧に頭を下げられていました。これまでお会いした名前を残された方はみなさん礼儀正しい方ばかりでしたが、藤田さんもその代表格の方でした。

 トミーズとの顔合わせで雅くんが「忙しい中、来ていただいてありがとうございます」と挨拶すると「何をおっしゃるやら、こちらこそありがとうございます。仕事すんのん初めてやね? これをご縁によろしゅう頼みます」と後輩に丁寧に挨拶をされているのが印象的でした。私も名刺交換しながら内心“本物や!”とワクワクしていました。

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