元TOKIO長瀬智也に高まる復帰待望論…性加害問題の逆風下でも生き残れるジャニタレの条件

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ジャニーズ枠は減ることはあっても、増えることはないでしょうね」(在京キー局プロデューサー)

 故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、ジャニーズ事務所が窮地に立たされているのはご存じの通り。これまではジャニーズのタレントが出演するドラマも目白押しだったが、今後は「減っていくだろう」ともっぱらだ。

「メディアはスポンサーありき、ですからね。テレビのGP帯にCMを打てるような大きな企業ほど、国内のみならず国際世論も気にします。ジャニー喜多川氏の問題は海外の注目度も高まっているだけに、ジャニーズドラマのスポンサーになって、逆に評判を落とすようなリスクは避けたいというのが本音です」(広告代理店関係者)

 そのあおりを食いそうなのが、ベテランのジャニタレらしい。

「たとえば山田涼介さんのように30代前半と比較的若く、以前から俳優としても一定の評価を得ているタレントさんには、この先もオファーはあるでしょう。実際、山田さんが準主演のTBSドラマ『王様に捧ぐ薬指』は、藤島ジュリー景子社長が謝罪した5月14日以降も世帯視聴率が上向いていますし、TVerのお気に入り登録数も120万人超と上昇、最新のオリコンのドラマ満足度も3位と高い。こういう結果が出ている若いジャニタレは使ってもらえる。ただ、今までのように他の事務所からジャニーズに、ではなく、ジャニーズの方から他の事務所の高好感度タレントに頭を下げるようになるとは思いますけど」(前出の在京キー局プロデューサー)

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