芋澤貞雄
著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイデジタルや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

どうするキムタク?「THE LEGEND & BUTTERFLY」興収40億円止まりの可能性 採算ラインは50億円

公開日: 更新日:

 “東映創立70周年記念映画”という大看板を背負い、鳴り物入りで公開された木村拓哉(50)にとって13作目となる「THE LEGEND & BUTTERFLY」。公開3日間の動員数は37万1000人、興行収入は4億9700万円だった。これが「何とも微妙な数字」と映画関係者の間で囁かれている。公開前に「興行的な成功の最低ラインは興収50億」という強気な設定が漏れ伝わっていたが、この数字に到達するのが難しくなってきたためだ。

「木村拓哉さんの『マスカレード』シリーズの『ホテル』は興収46.4億円、『ナイト』は38.1億円で2作を合計すれば84.5億円というとてつもない数字を記録しています。今作のジャンルは時代劇ですが、木村さんが06年に主演した山田洋次監督の『武士の一分』は興収41.1億円でした。つまり、現代劇・時代劇を問わず木村さんがスクリーンに登場するだけで最低でも40億円前後のお金が動くという証しです。しかも今作は綾瀬はるかさん(37)ですから、50億円という東映側の設定は決して無謀な数字ではありませんでした」(映画関係者)


 では、「THE──」の興収は最終的にどれくらいになりそうなのか。この分野に詳しい映画関係者に聞いてみた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    山口達也さんの“再出発”に賛否…TOKIOを連想させる「社名」にドン引きするファンも

    山口達也さんの“再出発”に賛否…TOKIOを連想させる「社名」にドン引きするファンも

  2. 2
    巨人・原監督「実力至上主義」の真っ赤なウソ 坂本&菅野“大甘”重用に中堅・若手ドッチラケ

    巨人・原監督「実力至上主義」の真っ赤なウソ 坂本&菅野“大甘”重用に中堅・若手ドッチラケ

  3. 3
    目黒蓮の魅力を最大限に引き出した今田美桜「わたしの幸せな結婚」興行収入が“キムタク超え”確実

    目黒蓮の魅力を最大限に引き出した今田美桜「わたしの幸せな結婚」興行収入が“キムタク超え”確実

  4. 4
    山口達也「性加害」に触れず再始動で批判殺到 ハワイデビューの長男Shotaro“支援”が目的か?

    山口達也「性加害」に触れず再始動で批判殺到 ハワイデビューの長男Shotaro“支援”が目的か?

  5. 5
    きゃりーぱみゅぱみゅ結婚がWBCの“祭り”に負けず大きな注目を集めた意外性の数々

    きゃりーぱみゅぱみゅ結婚がWBCの“祭り”に負けず大きな注目を集めた意外性の数々

  1. 6
    不倫報道で降板相次いだ声優・櫻井孝宏の「呪術廻戦」続投に肯定派が多いワケ

    不倫報道で降板相次いだ声優・櫻井孝宏の「呪術廻戦」続投に肯定派が多いワケ

  2. 7
    ガーシー容疑者は捜査の「奥の手」使われ白旗か…母親住む実家ガサ入れで号泣配信

    ガーシー容疑者は捜査の「奥の手」使われ白旗か…母親住む実家ガサ入れで号泣配信

  3. 8
    侍ジャパン独身組の“嫁取りラウンド”勃発へ! 板野友美&衛藤美彩がキーパーソン

    侍ジャパン独身組の“嫁取りラウンド”勃発へ! 板野友美&衛藤美彩がキーパーソン

  4. 9
    NHK大河「どうする家康」がダメな元凶…松本潤のダメダメ演技と合戦シーンの手抜きにアリ

    NHK大河「どうする家康」がダメな元凶…松本潤のダメダメ演技と合戦シーンの手抜きにアリ

  5. 10
    佐藤江梨子、MEGUMI、小池栄子は消えず健在…元イエローキャブ40代女優3人の現在地

    佐藤江梨子、MEGUMI、小池栄子は消えず健在…元イエローキャブ40代女優3人の現在地