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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

独立した渡辺謙&堺雅人に続く大物俳優は鈴木亮平か?「TOKYO VICEの悪夢」にリベンジ

公開日: 更新日:

 昨年末に堺雅人(49)と渡辺謙(63)ら大物俳優が、長年所属した大手芸能事務所から独立したことで芸能界に激震が走った。2人のCM契約は事務所との折半が続くらしいが、一昨年は竹野内豊(52)も独立しており、「次に独立する大物俳優は誰か?」に注目が集まっている。

 これまで俳優が独立を企てるモチベーションは、「大きな仕事を自分の力でしてみたい」「もっと実入りを良くしたい」という理由がほとんどだった。しかし冒頭の3人の立ち位置を考えると、これまで通りの方が「食いっぱぐれ」のリスクが絶対にないし、キャリアのグレードアップも決して不可能なことではないように思える。

 にもかかわらず、大物俳優たちが次々に“いばらの道”を選択するのはなぜか?

「アプローチの違いはあっても、最終的に『自分のやりたい仕事だけをやりたい』という意思の表れだと思います。渡辺が大手芸能プロに身を寄せたのは、私生活に長引く離婚調停を抱えていたから。そこに手を差し伸べたのが『ケイダッシュ』だったわけで、所属役者として21年間、事務所に多大な利益をもたらしました。私生活も落ち着いたことですし、独立は自然な流れだと思います」(ベテラン芸能マネジャー)

 堺の場合はどうか。

「『田辺エージェンシー』の田辺昭知社長は、堺の独立について『動きは昨年6月か7月に』と週刊新潮の取材に答えていますが、実は2008年の大河ドラマ『篤姫』に出演したあたりから将来の独立をほのめかしていたそうです。実際、実父を代表にした個人事務所を立ち上げたのはまさにこの時期で、堺が『半沢直樹』や『真田丸』『リーガル・ハイ』と精力的に仕事をしてきたのも、その先にある“独立”を見据えてのことだったのではないかともいわれています」(別の芸能マネジャー)

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