本多正識
著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

COWCOWの「あたりまえ体操」誕生秘話 ジャカルタ大手銀行のCMソングに採用

公開日: 更新日:

 14年には吉本から「日本の笑いを海外にも届けたい」とインドネシア語バージョンを披露したところ、これがまた人気を博し、昨年はTikTokで投稿した「これができたらきっと、これもできる」のインドネシア語バージョンが拡散。ジャカルタの大手銀行のCMソングに採用され、今年も契約を延長してもらうほどになりました。

 20年の緊急事態宣言中、多田君がよく使う「かえれ~」のフレーズの一言動画に「不要不急の外出をしている人へ」という一文を付けてTwitterへ投稿したところ大反響。またまた相方の善し君から「歌にしよう」と提案があり「まじめだけど、ちょっと笑える」というコンセプトで“かえれ~”の歌詞を作り、「ライブで使う音楽とかあったら作りますよ」と言ってくれていたドラゴンアッシュのKjさんに思い切って依頼するとまさかの快諾(しかもノーギャラで!)、緊急事態宣言下、3人はそれぞれ動画を撮影して編集した「Go home!」が出来上がりました。

 社交辞令やその場のノリでKjさんのような話になることはありますが、本当に実現することはなかなかありません。それができたのも、若手時代から変わらない、礼儀正しさ、誰に対しても変わらない真摯な対応、思いついたらすぐにとりかかる行動力があればこそでしょう。

 08年から続く単独ライブの公演数を増やしていくことが目標と言う2人。いつも「なにかないか」とアンテナを張って進化を求める2人。どんなことに挑戦し、実現してくれるのか楽しみにしたいと思います。

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