川口春奈の“本当の魅力”って…「silent」は再生数で独走中、演技イマイチでも引っ張りダコ

公開日: 更新日:

 川口春奈が主演のフジテレビ系ドラマ「silent」(木曜午後10時)は2週連続でTVer再生回数の最多を更新し、その後も独走している。高校生の時に恋人同士だった2人が8年後に再会したら、男は耳が聞こえなくなっていて、手話による恋のやり直しが始まる……と、まあベタベタのラブストーリーで、川口が切なくて泣けて泣けてと好評なのだ。いまやドラマだけでなく、CMでも今年上半期の起用社数第2位と引っ張りだこだが、沢尻エリカの薬物事件がなければ、間違いなく川口春奈の今はなかった。

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で沢尻の代役に抜擢されたのをきっかけに、それまでの“B級ドラマの女優”からNHK紅白歌合戦司会、連続テレビ小説「ちむどんどん」、そしてフジの看板ドラマ枠「木10」と、出世街道まっしぐらである。川口の何がそんなにウケているのか。

「とにかく映えるんです。目鼻立ちがはっきりしているので、笑えば明るくていかにも楽しそうだし、さめざめと泣くときの伏し目はとても悲しい。要するに、わかりやすいということで、ドラマにもCMにも重宝されます。『silent』も初めから川口がキャスティングされていて、ストーリーは当て書きです。演技ですか? ご本人もうまいとは思っていないでしょう」と番組構成作家は苦笑する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小倉一郎さん「がん」が肺、胸骨、脳の4カ所に…大病を機に、やりたい3つのことすぐ行動に

    小倉一郎さん「がん」が肺、胸骨、脳の4カ所に…大病を機に、やりたい3つのことすぐ行動に

  2. 2
    ポスト三浦瑠麗は決まりか… 岩田明子氏「めざまし8」「サンジャポ」出演を視聴者はどう見た

    ポスト三浦瑠麗は決まりか… 岩田明子氏「めざまし8」「サンジャポ」出演を視聴者はどう見た

  3. 3
    道端ジェシカ容疑者 МDМA所持の疑いで逮捕…母親は「しばらく連絡していない」と憔悴しきり

    道端ジェシカ容疑者 МDМA所持の疑いで逮捕…母親は「しばらく連絡していない」と憔悴しきり

  4. 4
    上田桃子まさかの大逆転負け…「バウンスバック率」が物語る“ミスで仏頂面”のマイナス

    上田桃子まさかの大逆転負け…「バウンスバック率」が物語る“ミスで仏頂面”のマイナス

  5. 5
    高市早苗氏こそ「国会軽視」…土日に“言い訳ツイート”20回超、シンパも心配する異常ぶり

    高市早苗氏こそ「国会軽視」…土日に“言い訳ツイート”20回超、シンパも心配する異常ぶり

  1. 6
    中居正広 WBC"静かなリポート"で体調不安説が再燃…元SMAPメンバーの活躍で奮起か?

    中居正広 WBC"静かなリポート"で体調不安説が再燃…元SMAPメンバーの活躍で奮起か?

  2. 7
    球児の“ペッパーミル”に審判ダメ出し 高野連の頭の中はいまだに「青春スポ根ドラマ」幻想

    球児の“ペッパーミル”に審判ダメ出し 高野連の頭の中はいまだに「青春スポ根ドラマ」幻想

  3. 8
    台湾新幹線の車両更新で「日本が逆転受注」のウラ事情 日台親善のうつろさ浮き彫りに

    台湾新幹線の車両更新で「日本が逆転受注」のウラ事情 日台親善のうつろさ浮き彫りに

  4. 9
    朗希のWBCメキシコ戦はメジャーの大品評会と化す “25歳ルール”クリアなら総額450億円契約も

    朗希のWBCメキシコ戦はメジャーの大品評会と化す “25歳ルール”クリアなら総額450億円契約も

  5. 10
    田中みな実と宇垣美里の明暗…キャラ丸かぶり元女子アナ「女優」で成功するのはどっち?

    田中みな実と宇垣美里の明暗…キャラ丸かぶり元女子アナ「女優」で成功するのはどっち?