海老蔵やっとの襲名披露にシラケムード…ああ見えて「ビジネスに疎い」と歌舞伎関係者

公開日: 更新日:

「これからの歌舞伎を担う一大イベントですし、新たな風を吹かせるのは団十郎しかいないというのは歌舞伎界の共通認識。出演拒否はありえない。ただ、コロナ禍で役者同士も交流が減り、梨園の内部も疑心暗鬼になっている側面はあります」

 そんな海老蔵だが、ひいき筋に頼らず、自力で資金調達を進めているという情報も。

「舞台にプロジェクションマッピングでスポンサーのロゴや動画を掲載するという内容で海外企業にアプローチしているそうです。海老蔵さんは自分と会食すればクライアントが喜ぶだろうと広告を取ることを至極簡単に考えていてビジネスに疎い。一方、費用対効果を求める外国企業は、コラボなど今後の具体的な稼働を求めているため、海老蔵さん側と話がかみ合っていない。今月末、海外企業の担当者が来日して話を進めるそうですが、新たなクライアントを獲得できるかどうかは疑問です。大手出版社のバックアップもあるそうですが、不安材料は多い」(歌舞伎関係者)

 襲名延期の2年の間に大きく風向きが変わってしまった海老蔵。正念場だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み