「ちむどんどん」ご都合主義のストーリー連発! 視聴者は戸惑いの「まさかや~」大合唱

公開日: 更新日:

 沖縄を舞台に始まったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の勢いが失速している。5月第3週から始まった東京編の展開に「ずさん」「ご都合主義」とネットでツッコミが殺到。視聴者離れが止まらないという。

 東京編は黒島結菜(25)演じる沖縄生まれの主人公・比嘉暢子が「料理人になりたい」という夢をかなえるため、東京にいる兄を頼って、上京するところから始まった。

「沖縄編では美しい海が広がるやんばるの情景に感嘆の声が上がり、貧しいながら懸命に生きる家族の姿が共感を呼びました。それが、暢子が東京に出てきた途端に『まさかや!』(暢子の口癖)の連続で、暢子に都合よくストーリーが展開していきます。ハラハラドキドキする機会を与えられずにガッカリする視聴者も多いと思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 暢子が上京してすぐに向かったのはボクシングジム。そこには、プロボクサーのチャンピオンを目指している兄が滞在しているはずだったが、借金を踏み倒してジムから逃亡。大きな荷物を抱えて路頭に迷い、立ち往生する暢子に聞こえてきたのは三線の音色。その音のする家の門を叩くと、そこは沖縄県人会の会長宅で、そのまま宿泊させてもらい、銀座の超高級イタリアンレストランに紹介状まで書いてもらうというおまけもついた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ