著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

松田聖子が還暦の節目に活動再開! 武道館で亡き愛娘・沙也加さんの歌を披露する可能性

公開日: 更新日:

 愛娘の神田沙也加さん(享年35)の急逝を受け、昨年12月から活動を休止していた松田聖子(59)がいよいよ復帰する。4月9~10日に東京・グランドプリンスホテル新高輪、5月5~7日にホテルニューオータニ大阪でディナーショーを開催することを、両ホテルが7日、それぞれ公式サイトで明らかにした。

 今回発表されたのは、あくまで昨年12月下旬に予定されていながら、沙也加さんの急死によって中止された計5公演のディナーショーだ。聖子はさらにその後、6~8月にさいたまスーパーアリーナ、大阪城ホール、日本武道館など5都市8公演の大規模コンサートツアーにも挑む予定だ。

「コンサートでは、沙也加さんが14年の紅白歌合戦で歌った『アナと雪の女王』の挿入歌『生まれてはじめて』を聖子さんが歌うことも想定されます。聖子さんの還暦という大きな節目を祝うだけでなく、沙也加さんを失った悲しみを乗り越えるための盛大なコンサートになりそうです」(音楽関係者)

 聖子は今月10日に60歳の還暦を迎え、アーティストとしては42年目のキャリアに突入する。

■沙也加さんのファンの声で聖子は復帰を決意

 昨年暮れの沙也加さんの葬儀以来、公の場から完全に姿を消していた聖子だが、少しずつ現場復帰に向けて歩を進めてきた。聖子の背中を強く押したのが、自身のファンのみならず沙也加さんのファンたちから寄せられた声だ。

〈沙也加さんを亡くして折れそうになるのは私たちも同じ。でもそんな私たちの心の支えは聖子さんの美しい笑顔と歌声なんです。ずっと待っています……〉

 そんな激励の声が聖子の支えにもなり、心を奮い立たせる要因になったという。2月1日発売の『女性自身』が、完全予約制のプライベート・サロンに通う聖子の近影を撮っており、同誌はこの時の彼女の様子を「表情は以前よりも落ち着いたようにも見えた」と報じている。実際、聖子は周囲に「もう大丈夫です」と話しているとも聞く。

5都市8公演のコンサートに向けた入念な準備

 筆者はこれまでに聖子を含め、たくさんの女性アーティストの"ツアー前の動き"を取材してきた。彼女たちが長期間にわたるツアー前にやることは、まず身体のメンテナンスだ。少々緩んだボディーを、プロのアーティストとしてステージで見られてもおかしくない身体に、約半年をかけて徐々に絞り込んでいく。

 まさに芸術的な技とも言えるが、聖子のサロン通いも、この類いのものと判断して構わないだろう。

 そしてメンテナンスと並行して行うのがボイス・トレーニングだ。トレーナーのいるスタジオに通うアーティストもいるが、聖子クラスになれば、自宅にトレーナーを呼ぶ。

 聖子のコンサートは、沙也加さんの「生まれてはじめて」以外にも、もちろん見せ場がたくさんあると見られている。

「最近の聖子のツアーの特徴は、"親娘・家族で楽しめるステージ構成"です。昔からのファンを楽しませながらも、一緒にライブを観に来る若い年齢層も意識した構成になっています。還暦ツアーは沙也加さんのファンも参加するでしょうから、その傾向がより一層強まるはずです」(芸能関係者)

 聖子はディナーショーと大規模コンサートでどんな言葉をファンに投げかけるのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 2

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  3. 3

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  4. 4

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  5. 5

    “過労”のドジャース大谷翔平 ロバーツ監督に求められるのは「放任」ではなく「制止」

  1. 6

    酒豪は危険…遠野なぎこが医学教授に指摘された意外な病名

  2. 7

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  5. 10

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去