吉田栄作の結婚で振り返る 非ジャニーズの“平成御三家”が90年代に輝いた理由

公開日: 更新日:

 11月21日、俳優の吉田栄作(52)と女優の内山理名(40)が結婚した。吉田の活躍した1990年代といえば、SMAPが人気を誇り、木村拓哉(49)が主演ドラマで高視聴率を取っていたイメージが強い。そんな時代に入る前、“非ジャニーズ”ながら輝きを放っていたのが吉田、織田裕二(53)、加勢大周(51)の“平成ご三家”だった。吉田は88年に「ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパン」でグランプリに輝き、翌年に歌手デビュー。90年にはチューリップの「心の旅」をカバーし、NHK紅白歌合戦にも出場した。

「加勢は桑田佳祐監督の映画『稲村ジェーン』、織田はドラマ『東京ラブストーリー』で脚光を浴びた。白いシャツにジーパン姿の吉田をはじめ加勢や織田のワイルドな風貌が女性ファンを引き付けました。その直前まで、ティーンエージャーの光GENJIが旋風を巻き起こしていた反動もあったかもしれません。3人はいずれも20代前半でしたが、ジャニーズ系とは違う魅力がありました」(芸能記者)

 当時、「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」などの音楽番組が終了し、ジャニーズ事務所のアイドルはテレビ出演の場所を失っていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」