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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

NiziUがまさかのレコード大賞獲得も…!本命はLiSAと乃木坂46の一騎打ち

公開日: 更新日:

 9人組ガールズグループNiziUがファーストアルバム「U」を、11月24日にリリースした。アルバム12曲中、10曲が「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」や「コーセー」「バンダイ」などのタイアップで構成され、さながら作りは“ベスト盤”の趣となっている。

 NiziUは昨年12月に「Step and a Step」でメジャーデビューすると、それからわずか4週間余りで「NHK紅白歌合戦」に出場して、世間を騒がせた。コロナ禍の今年4月にはセカンドシングル「Take a Picture/Poppin' Shakin'」をリリース。同曲は東京五輪スポンサーであるコカ・コーラのCM「この瞬間が、私。」の大会応援テーマソングになっていて、続く配信限定シングル「Super Summer」とともに五輪開催期間中は、連日テレビやラジオで流れていた。

 そして9月19日、彼女たちは、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催された野外フェス「SUPERSONIC 2021」で歌い踊って生ライブを披露した。このライブについては、ファンから〈記念すべき初ライブなんだから単独でやって欲しかった〉といった落胆の声が上がった。

 そんなNiziUに今、大きな賞が転がり込もうとしている。先日、「第63回日本レコード大賞」の部門賞が発表され、「Take a Picture」が優秀作品賞にノミネートされたのだが、そのままNiziUが今年のレコード大賞を受賞するのではないかと囁かれている。

本命はLiSAと乃木坂46の一騎打ち

「レコ大は、一部の音楽事務所に実権を掌握されているといわれます。大まかに分けて、2つの大きなグループで持ち回り状態になっており、その順番からすると、『明け星』のLiSAと『ごめんねFingers crossed』の乃木坂46、そしてNiziUが大賞獲得に最も近い位置にいます。LiSAには昨年の『炎』に続く大賞受賞2連覇、乃木坂46はグループ結成10周年のメモリアルという意味合いが透けて見えます。順当にいけば、この2組の一騎打ちですが、メジャーデビューまでにあれだけの予算をかけたNiziUに大賞を取らせることも“100%ない”とは言い切れません。東京五輪の成功に貢献したという大義名分もありますし、まさかの大賞獲得はあり得るとみています」(芸能プロ関係者)

 NiziUの来年のプロモーションの目玉は、正真正銘“単独”での全国ツアーになるといわれている。ファーストアルバム「U」の売れ行きは、グループ活動の今後を占う目安になるだろう。近く発表されるアルバムチャートから目が離せない。 

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