著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

れいわ・大石あきこ議員はゴッサム・シティにはびこる悪と戦うバットウーマンになれるか

公開日: 更新日:

 れいわ新選組の新人議員大石あきこ氏が初登院して、いよいよ議員活動が始まった。「維新候補者がいなかった」「比例でやっと」など当選をディスる意見もあるが、維新王国の大阪で、れいわが議席を取ったのはひとつの快挙であろう。

 候補に決まった日から地道な辻立ちなど少ない支援者とともに頑張り、徐々に存在感を増していった成果は喜ばしいことだ。今後の活躍に期待したい。

 もともと府の職員であり、橋下府知事時代に橋下氏に噛み付いたのが始まりで、一貫して合理化経費削減の維新の改革に反対してきた。

 地方行政には、騒音の問題など、何か施設が立ったりはしないが、目には見えない市民サービスがある。その担当部署にいた彼女は、橋下政治以降そういったものの予算がどんどん削除され廃止されていくのを反対してきた。

 医療体制にしても市民サービスにしても大阪の削減対策は実態を精査するのではなく、やみくもに何%カットや廃止と決定するだけで雑であるというのがその主張だ。

 どうやらそれが他県に比べて断トツの医療崩壊、経済疲弊、人口減少(若者の流出)につながっている。が、大阪府民は吉本タレントとともにテレビに露出する吉村知事を「カッコいい!」と支持し今回の選挙でも維新議席を増やした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「転職者は急増」なのに「人材派遣会社は倒産」が増えているワケ

  2. 2

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  3. 3

    驚きの品揃え! ダイソーでほぼすべて揃う「防災グッズ」の実力は?

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  1. 6

    長嶋一茂はこんなにも身だしなみを意識している? VIOはもちろんアンチエイジングも

  2. 7

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  3. 8

    大関・大の里3度目優勝で期待される「大豊」時代の幕開け…八角理事長も横綱昇進に期待隠さず

  4. 9

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 10

    国民民主党はやっぱり与党補完勢力だった! 企業・団体献金「存続」で自民党に塩を送る罪深さ