江口のりこ主演作「SUPER RICH」で見せる魅力…かぶる吉田羊には“興味なし”

公開日: 更新日:

「ドクターX」(テレビ朝日系)もいいけど、1時間遅れで放送される「SUPER RICH」(フジテレビ系)が面白い。視聴率は米倉涼子「ドクターX」の半分程度だが、江口のりこ「スーパーリッチ」の激しさ、粗暴さに思わず引き込まれる。

 江口にとってゴールデン・プライム帯初の主演ドラマ。主演オファーを何人かが断った難役を江口が引き受けたという。断った女優には相似形の安藤サクラもいたとか。

 苦労人の江口から見れば、仕事を選ぶ女優なんか「アホか」の心境だろうが、そんな反発心がドラマに反映され、力(リキ)が入っている。

 物語は電子書籍のベンチャー企業が舞台。裕福な家庭に生まれた江口演じる氷河衛が幼い頃に両親を亡くし、大学時代に知り合った相棒(戸次重幸)と共同経営していた。

 ところが、相棒にお金を使い込まれて会社存続の危機に。第1話では女性起業家として表彰されるはずが、髪を振り乱して会場に駆けつけ、ステージで「私にお金を貸して」と土下座した。第2話ではヤクザにボコボコにされた相棒がいる病院にかけつけ、平手打ちと蹴りを何発も。「金額の話なんかしてないねん」と、一緒に金の工面に奔走する必死の社員の思いをぶつけ、「金返せ」と絶叫する。オファーを断られたのはこういう演技ゆえではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較