吉田隆
著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<76>早貴被告が「2億円をもらえれば東京に帰ります」「喪主?何ですか?」

公開日: 更新日:

 死亡の翌日の5月25日午後4時ごろから、葬儀屋さんとの打ち合わせが始まった。メンバーは早貴被告、番頭格のマコやん、佐山さん、家政婦の大下さん、そして私だ。元従業員のMも顔を出したが、犬猿の仲の佐山さんの前ではおとなしく椅子に腰かけているだけだった。

 通夜・葬儀費用などについては経理担当の佐山さんの判断が必要であるが、葬儀屋との交渉事、そして通夜、葬儀の日程は私が中心になって皆の意見を聞きながら決めていった。野崎幸助さんの資産は凍結されて勝手に銀行口座から引き出すことはできないが、アプリコ名義の通帳は使えるので、そこから費用は捻出できる計算ができていた。その額は約2億円であり、これが草刈り場になっていくとは、この時点では想像もしていなかった。

 ドン・ファンは大阪の会計事務所に決算を任せていたので、佐山さんは電話で頻繁に連絡を取っていた。通夜と葬儀はどのようにするのか、お寺をどこにするのか、お墓はどうするのか、遺影は? などなど決めなければならないことが数多くあった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元フジ久慈アナ NBA渡辺選手との“電撃婚約”発表に「大谷翔平じゃないの?」の声

    元フジ久慈アナ NBA渡辺選手との“電撃婚約”発表に「大谷翔平じゃないの?」の声

  2. 2
    ロ軍入隊事務所「放火多発」の異常事態!プーチン大統領は国民世論と主戦論の板挟み状態

    ロ軍入隊事務所「放火多発」の異常事態!プーチン大統領は国民世論と主戦論の板挟み状態

  3. 3
    知床観光船“引き揚げ失敗”のお粗末 海上保安本部に聞いた「4つの疑問」

    知床観光船“引き揚げ失敗”のお粗末 海上保安本部に聞いた「4つの疑問」

  4. 4
    「ちむどんどん」ご都合主義のストーリー連発! 視聴者は戸惑いの「まさかや~」大合唱

    「ちむどんどん」ご都合主義のストーリー連発! 視聴者は戸惑いの「まさかや~」大合唱

  5. 5
    ライオンが職員の指をガブリっ! ジャマイカの動物園での衝撃映像が話題

    ライオンが職員の指をガブリっ! ジャマイカの動物園での衝撃映像が話題

もっと見る

  1. 6
    「拳銃の不法所持で逮捕」の投稿がバカ受け! 米NY州の男が持っていたのは…

    「拳銃の不法所持で逮捕」の投稿がバカ受け! 米NY州の男が持っていたのは…

  2. 7
    メジャースカウトの狙いはキューバ勢!千賀やマー君より気になる外国人選手の名前

    メジャースカウトの狙いはキューバ勢!千賀やマー君より気になる外国人選手の名前

  3. 8
    “血統書付き”の側近ナルイシキン長官 ピョートル大帝の血を引くとも

    “血統書付き”の側近ナルイシキン長官 ピョートル大帝の血を引くとも

  4. 9
    松本若菜「やんごとなき一族」の“美保子リサイタル”が話題 30代遅咲き「松本まりか」との差

    松本若菜「やんごとなき一族」の“美保子リサイタル”が話題 30代遅咲き「松本まりか」との差

  5. 10
    城田優“ガーシー砲”スルー決め込みはもう限界? スケジュール続々発表で直接釈明は不可避

    城田優“ガーシー砲”スルー決め込みはもう限界? スケジュール続々発表で直接釈明は不可避