オダギリジョー脚本・監督NHKドラマ「オリバーな犬」収録2カ月がかり、3話ぽっきりのウラ読み

公開日: 更新日:

 17日にスタートしたNHKドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(総合金曜午後10時)は、オダギリジョーが脚本を書き、監督もやったというだけで期待を持たせるが、クセの強~い役者たちの珍妙な役にハマり切った怪演も見どころ。3話連続。

 物語は、狭間県警の鑑識課警察犬係・青葉一平(池松壮亮)と相棒のオリバー号が、次々と発生する事件の捜査に当たるうちに、いつの間にか不可解な陰謀に利用され、絶体絶命のピンチに! 果たして一人一犬の運命やいかに……というサスペンスコメディーである。

 第1話は、特殊詐欺事案に出動し、カネの受け取り犯のにおいを追っていると、草むらでオリバーが見つけたのは、なんと缶に入った拳銃。これをキッカケに、青葉は半グレ集団(リーダー・永山瑛太)とやくざ組織(若頭・松重豊)の抗争に巻き込まれたり、あの尾畠春夫さんそっくりのスーパーボランティア(佐藤浩市)が11年前に失踪した女児の遺体を発見したり、その真相をフリーの記者(永瀬正敏)が追いかけ、謎の老紳士(橋爪功)、ホームレス(柄本明)が絡んでくる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  2. 2

    旧ジャニーズ“復活”で女帝復権か…米国でスルー状態のTravis Japanを日本メディアが一斉ヨイショの裏

  3. 3

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 4

    巨人、阪神などライバル球団が警戒…筒香嘉智に復活気配、球際の弱さからの脱却

  5. 5

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  1. 6

    甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトバンク「Cランク」右腕の名前

  2. 7

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  3. 8

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  4. 9

    番長・三浦監督の正体《サラリーマン、公務員の鑑のような人格》…阪神FA移籍せず残留の真意、堅実かつ誠実

  5. 10

    カトパン夫の2代目社長は令和の“買収王”? 食品スーパー「ロピア」の強みと盲点