TBS「ラヴィット!」麒麟・川島の細かすぎる“全方位ツッコミ”でV字回復の予兆

公開日: 更新日:

 情報バラエティー「ラヴィット!」(TBS系)が再び評判を高めている。

 今年3月29日、落語家の立川志らく(58)が初メインMCを務めた情報ワイドショー「グッとラック!」の後継でスタート。麒麟川島明(42)が朝の情報帯番組の司会に初めて抜擢されたことで注目され、裏番組が博多華丸・大吉の「あさイチ」(NHK)、極楽とんぼの加藤浩次(52)の「スッキリ」(日本テレビ系)であることも話題になった。

「日本でいちばん明るい朝番組」を標榜し、“脱ワイドショー”を貫く。同局で1996年にスタートした「はなまるマーケット」のように視聴者ターゲットを主婦や女性に絞り、衣食住と生活アイデア、占いに特化。世帯平均視聴率は民放4局で最下位。4月には過去最低の1.1%まで落ち込み、今なお関東地方では2%前後と芳しくない数字のまま2クール目に突入しているが、ここへ来て、バラエティー一辺倒に振り切ったことが功を奏しているというのだ。

 月曜日から金曜日のレギュラーメンバーに2組以上のお笑い芸人とバラエティータレントがいるため、オープニングトークからボケとツッコミの応酬。冒頭の曜日別コーナーでは、VTRのクイズに対するスタジオの答えが大喜利化、笑いを競い合う既定路線が出来上がった。

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