夏休み映画の話題作「返校 言葉が消えた日」が描く圧政下の台湾、その評判は?

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 ことしの夏休み映画の話題作のひとつが台湾映画「返校 言葉が消えた日」だ。ホラーゲームを実写化したダークミステリーで、高校を舞台にした青春ものでもあるのだが、キャッチコピーは「自由が罪と教えられた時代。あなたなら、どう生きましたか?」。

 舞台は独裁政権下の弾圧のもと、国民は相互監視と密告を強制され、読みたい本も読めず、自由にものをいうことすらできなかった「白色テロ時代」なのである。

 その時代、普通に生活しているだけでも反体制分子の嫌疑をかけられて逮捕、投獄されるなどの制裁を受け、揚げ句に処刑といった恐怖が日常を覆っていた。主人公の女子高生、ファンは放課後の教室からそんなパラレルワールドのような世界に移動してしまう。そこでの彼女は政府の禁じる本を読む読書会のメンバーで、校内であった政府による迫害事件に巻き込まれていく。

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