二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

錦之介の中村プロは砂糖に蟻が群がるように食い尽くされた

公開日: 更新日:

 男の軍団・石原(裕次郎)プロが58年の歴史に幕を閉じた。昭和を代表する俳優のプロダクションはこれで、三船(敏郎)プロ・勝(新太郎)プロ・中村(錦之助)プロと全て消滅した。

 昭和の灯が消えたような寂しさもあるが、メディアの人間として思い出に残っているのが事務所内の数々のトラブル(独立・金銭トラブルなど)。石原プロは神田正輝松田聖子との結婚・離婚で騒がれたくらいで、事務所内は平穏。男の絆で結ばれていた。

 三船プロは社長自身の愛人問題もあったが、幹部の独立を巡るトラブルで騒がれた。勝プロも俳優・勝の借金に麻薬事件でメディアを賑わせたが、意外と忘れているのが、多額の借金で倒産した中村プロだ。

 倒産後、たまたま行きつけの店が元社員がやっていたバーだったことから、「社内にお金を管理できる人もなく、どんぶり勘定でした。砂糖に蟻が群がり、食べ尽くしたら散っていった感じです」と話していた。

 中村は萬屋と改名。新たなスタートを切ったが、私生活もトラブル多き人生だった。女優の有馬稲子に始まり、淡路恵子、元宝塚の甲にしきと結婚は3回。子どもは合わせて4人いる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2
    TV界と旧ジャニーズ事務所の「不適切にもほどがある!」関係…錦戸亮5年ぶり地上波ドラマ出演で鮮明

    TV界と旧ジャニーズ事務所の「不適切にもほどがある!」関係…錦戸亮5年ぶり地上波ドラマ出演で鮮明

  3. 3
    元横綱・白鵬「部屋付き親方」はむしろプラス…弟子による暴行で厳罰でも理事長狙う厚顔

    元横綱・白鵬「部屋付き親方」はむしろプラス…弟子による暴行で厳罰でも理事長狙う厚顔

  4. 4
    大阪万博パビリオン建設に「リング」が邪魔…建設トップから今さら“ダメ出し”のア然

    大阪万博パビリオン建設に「リング」が邪魔…建設トップから今さら“ダメ出し”のア然

  5. 5
    元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」

    元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」

  1. 6
    「不適切にもほどがある!」第5話で衝撃展開! 阪神・淡路大震災を描いた宮藤官九郎の狙い

    「不適切にもほどがある!」第5話で衝撃展開! 阪神・淡路大震災を描いた宮藤官九郎の狙い

  2. 7
    元横綱・白鵬は「廃業」待ったナシ…北青鵬暴力騒動の厳罰処分に貴乃花親方がいつか来た道

    元横綱・白鵬は「廃業」待ったナシ…北青鵬暴力騒動の厳罰処分に貴乃花親方がいつか来た道

  3. 8
    国税庁が「採用情報」リプライ遮断の閉鎖性…自民裏金疑獄が飛び火でSNSも大荒れ

    国税庁が「採用情報」リプライ遮断の閉鎖性…自民裏金疑獄が飛び火でSNSも大荒れ

  4. 9
    中村獅童3歳次男の「両手小指欠損」公表に共感の輪…「私たちにとっても光」とは当事者の会担当者

    中村獅童3歳次男の「両手小指欠損」公表に共感の輪…「私たちにとっても光」とは当事者の会担当者

  5. 10
    どうなる? 中国不況で日本に流れたチャイナマネーの行方と東京の不動産価格

    どうなる? 中国不況で日本に流れたチャイナマネーの行方と東京の不動産価格