日テレ“火サプ”打ち切りの舞台裏で高田純次外しとマウント

公開日: 更新日:

 一方、今回の新番組を巡ってはもうひとつミソがついてしまったという。現在、日テレのGP帯(19~23時)で系列局が制作している番組は「ダウンタウンDX」と「秘密のケンミンSHOW極」の2番組のみ。いずれも制作は読売テレビなのだが……。

「読売テレビが日テレに次ぐ準キー局ということで、系列局も黙っていた経緯があるんです。しかし、今回の『火サプ』の後枠を中京テレビが制作すると聞いた系列局の関係者がザワついているんです。特に福岡放送や札幌テレビなどは“ウチがやりたかった”と猛アピールを繰り返していたそうです」(キー局関係者)

 というのも、系列局が全国ネットかつGP帯でレギュラー番組を持つことは莫大な利益をもたらすからだ。

「CMなどの広告費は全国放送ということで3~5倍になる。さらにステーションイメージ(局に対するイメージ)も良くなる。今後、中京テレビは名古屋圏で広告営業が楽になることは確実です」(代理店関係者)

 そもそも「火サプ」は10年以上の歴史を誇り、常に視聴率10%台をキープする優良番組。なぜ今回、あえて打ち切り、系列局に枠を譲ったのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?